SALESFORCE 認定 MOBILE SOLUTIONS ARCHITECTURE デザイナー

上記の資格を取得する為にはどうすれば良いか等について記載していきます。

具体的には、

・試験対策

・試験内容

・難易度

についてのお話です。

資格を取得することのメリットとしては、

①Salesforceを使用すると、クラウドで様々な管理が出来ます。

知識やスキルを持っていると自身で管理することに役立ちます。

②就職できる可能性のある会社が増えます。

③様々な案件にチャレンジできる可能性があります。

場合によっては高収入が得られるかもしれません。

試験対策

試験は、多肢選択/複数選択方式の60問、試験時間120分、合格点68%です。 

試験準備として、Salesforceでは実機に触れる経験、オンラインコースの受講、Trailhead トレイル、自身の学習を合わせて行うことをオススメします。

試験内容に記載のあるテーマとして、モバイル戦略と設計の出題割合が85%ですのでこちらを重点的に学習すれば合格ラインに近づきます。

試験料は4万円ですのでこちらも必要となります。

試験内容

Salesforce 認定 Mobile Solutions Architecture デザイナー試験では、以下の目的に関する受験者 の知識とスキルを評価します。受験者は、連携アーキテクチャアプリケーションの実践経験があり、以下に示す各分野の知識と専門技術が必要です。 

モバイル戦略と設計

・モバイルソリューションに関する設計上の考慮事項、トレードオフ、リスクについて説明し、適切なモバイルプラットフォームを推奨する: HTML5、ネイティブ (iOS/Android/Windows Mobile)、ハイブリッドソリューション、Salesforce モバイルアプリケーション

・与えられたシナリオに従って、最適なモバイルアーキテクチャ (HTML5、ネイティブ、ハイブリッド、または Salesforce) を開発する 

・モバイルアーキテクチャ (HTML5、ネイティブ、ハイブリッド、または Salesforce) の選択について、リスクおよび組織に関する考慮事項を説明する 

・認証および認可 (SSO を含む)、オフラインストレージ、使用事例、同期機能など、 Mobile SDK の主な機能を明示する 

・Salesforce の転送通知機能を使用して特定の顧客シナリオに対応する方法を説明する 

・与えられた顧客シナリオに従って、最適な Salesforce Appソリューションを定義する  

・ソリューションのサポートに使用する Salesforce ソリューションの主な要素を定義する 

・Salesforce の転送通知機能 (Chatter 通知) を使用して特定の顧客シナリオに対応す る方法を説明する 

・特定の顧客シナリオに対応するため Salesforce のオフライン機能を活用する方法を説明する 

・特定のシナリオに対応するためモバイルソリューションで Lightning コンポーネントを活用する方法を説明する 

・JavaScript Remoting でパフォーマンスに関する特定の問題に対応できるシナリオを特定する 

・ビューステートや遅延読み込みを最小限にするなど、Visualforce の最適化によってモバイルアプリケーションのパフォーマンスを強化できることを説明する 

・接続デバイスとウェアラブルのソリューションアーキテクチャで使用できる適切なプラットフォームコンポーネントを説明する 

モバイルセキュリティ 

・オフラインデータの暗号化など、モバイルアプリケーションとそのデータを保護する方法を明示する 

難易度

合格後も基本資格に対するTrailheadの更新モジュールを完了することにより、その上位資格も含めて資格維持されます。モジュール提供終了までに完了されなかった場合は上位資格も含めて資格失効となります。

基本資格も上位資格も実務経験が必要なことが条件に掲げられており試験内容に記載の専門用語や製品等の知識が必要となる為、資格取得難易度は高めです。

Salesforce 認定 Mobile Solutions Architecture デザイナーは、顧客のモバイルアーキテクチャを 評価でき、Lightning モバイルプラットフォームおよび SDK を利用して、安全かつ高パフォーマ ンスなモバイルソリューションを設計できる知識、スキル、能力があることを証明したいモバイルアーキテクトおよび経験豊富なモバイルデベロッパーを対象としています。

さらに、テクニカルモバイルソリューションを技術関係者に明示し、さまざまなデバイスや接続を網羅するモバイルソリューションを提供できることも求められます。  

アーキテクト/デベロッパーが試験に合格するために必要な能力は次のとおりです。 

・1 つ以上のモバイルオペレーティングシステムとさまざまな種類のデバイスを対象にし たモバイルアーキテクチャソリューションを設計する

・Lightningプラットフォームで提供されているモバイル開発推進機能について説明する 

・ 設計上のトレードオフ、セキュリティに関する考慮事項、デバイス同期オプションを明 示する

・Salesforce モバイルアプリケーション とカスタムモバイルアプリケーションの間の設計上の考慮事項、利点、推奨事項を明示する 

Salesforce 認定 Mobile Solutions Architecture デザイナーは、モビリティ要件を満たす安全かつ 効率的で拡張性の高いモバイルソリューションを Salesforce プラットフォームで設計するために、アーキテクチャ環境および要件を評価することが求められます。

アーキテクトは、ソリュー ションと設計上のトレードオフをビジネス関係者に伝え、技術的な概念を IT 関係者に説明できる能力も必要です。

受験者は、複数のデバイスタイプおよび常時接続ではないデバイス向けのソ リューションを設計でき、企業のセキュリティ要件を満たすモバイルソリューションを設計できる必要があります。

Salesforce 認定 Mobile Solutions Architecture デザイナーに求められる経歴は次のとおりです。

・Salesforce 環境における開発が 2 ~ 3 年

・モバイル環境における開発が 2 ~ 3 年

・Salesforce プラットフォームでの実務経験が 3 ~ 4 年

・Salesforce Mobile SDK を使用して構築するエンタープライズモバイルアプリケーションの設計および開発の経験 

Salesforce 認定 Mobile Solutions Architecture デザイナーの受験者は、以下の経験、スキル、知識、能力が必要です。 

・Salesforce、ネイティブ、HTML5、ハイブリッドモバイルアーキテクチャの違いを説明する

・顧客が Salesforce ソリューションまたはカスタムモバイルソリューションから選択できる方法を定義するカスタムモバイルを使用する場合に、HTML5、ハイブリッド、ネイティブのアプリケーションから選択する決定方針を定義する

・デバイス戦略、テスト、配布、セキュリティ、および開発プラットフォームなど、顧客のモバイル戦略を構成する主な要素を説明する § 

・モバイルソリューションの主な弱点を特定し、各弱点について主な軽減戦略を推奨でき る

・モバイル対応が可能な主な使用事例 (少量データ入力フォーム、転送通知、地理位置情報、オフラインストレージ、同期など) を定義し、モバイルインタラクション設計時の主な設計上の考慮事項を検討する

・モバイルアプリケーションプラットフォームとして Salesforce を選択した場合の主な考 慮事項を定義し、Salesforce プラットフォームが適切でない場合に代替ソリューション (たとえば Heroku) を定義する 

・Salesforce 対応のモバイルソリューションを開発する場合に利用できる認証、承認、お よびデバイスセキュリティの選択肢について主な考慮事項を定義する

・Salesforce アプリケーションについて、設定およびカスタマイズオプションを十分に理 解している

・モバイルソリューションの機能を接続デバイス (ウェアラブル、iBeacon など) で強化する方法を説明する

・Salesforce Mobile SDK を使用して、Salesforce データの活用、オフライン機能の提供、 転送通知の実行を行う

・公開およびエンタープライズモバイルアプリケーションの配布に関する考慮事項を説明 する

・モバイルソリューションを保護する方法を説明する

・アーキテクチャ環境および要件を評価し、モビリティ要件を満たす、安全で効率的な、拡張性の高いモバイルソリューションを設計する

・モバイル化に適しているかどうかの観点から業務での使用事例を評価する § 

・アーキテクチャ設計について、さまざまなレベルの関係者に効果的に伝える §

・ソリューションのアーキテクチャと技術設計ドキュメントを作成して保持する

・JavaScript/CSS フレームワーク、Visualforce、Lightning コンポーネントなどのアプリケーションコンポーネントの設計と選択を行う場合、主な考慮事項を定義する