SALESFORCE 認定 上級 PLATFORM デベロッパー

上記の資格を取得する為にはどうすれば良いか等について記載していきます。

具体的には、

・試験対策

・試験内容

・難易度

についてのお話です。

資格を取得することのメリットとしては、

①Salesforceを使用すると、クラウドで様々な管理が出来ます。

知識やスキルを持っていると自身で管理することに役立ちます。

②就職できる可能性のある会社が増えます。

③様々な案件にチャレンジできる可能性があります。

場合によっては高収入が得られるかもしれません。

試験対策

試験は、多肢選択/複数選択方式の60問、試験時間120分、合格点70%です。 

試験準備として、Trailhead Superbadgeの対策、実機に触れる経験、オンラインコースの受講、Trailhead トレイル、自身の学習を合わせて行うことをオススメします。

試験内容に記載のあるテーマとして、ロジックとプロセスの自動化の出題割合は20%、ユーザインターフェースは20%、パフォーマンスが15%、インテグレーションが14%、テストが13%ですので、こちらを重点的に学習すれば合格ラインに近づきます。

試験料は2万円ですのでこちらも必要となります。

試験内容

Salesforce 認定上級 Platform デベロッパー選択式試験では、以下の目的に関する受験者の知識と スキルを評価します。受験者は Lightning プラットフォームでのカスタムアプリケーション開発 の実践経験と、次の各機能を実際に利用した経験が必要です。 

SALESFORCE の基本

・シナリオに従って、共有オブジェクト、履歴オブジェクト、メタデータオブジェク ト、マルチ通貨、Chatter オブジェクトなど、基本システムオブジェクトの影響を分析する 

・与えられた要件に従い、宣言的なソリューションかカスタムコードソリューションかを決定する 

・Salesforce のロー・コーディングなアプローチを適用する利点を示す 

・多言語ローカライズ機能とコーディングへの影響を示す 

データモデリングおよび管理 

・与えられたシナリオに従い、Apex 管理による共有が使用される場面を特定し、妥当性を説明する 

・外部ID のユースケースとメリットを説明する  

・カスタムメタデータとカスタム設定のユースケースを特定して使い分け、これらのユースケースのソリューションの実装方法を説明する 

ロジックとプロセスの自動化 

・与えられたシナリオに従って、宣言的・プログラミング的を含めた複数の自動化プロセスの実行順序の影響を説明する 

・Lightning Web Component において、Apexメソッドを利用可能にする方法を特定する 

・与えられたシナリオに従って、最適なプログラミング的ソリューションまたは宣言的ソリューションを特定する 

・Apex トリガのベストプラクティスについて説明する  

・エラー処理およびトランザクションの整合性の確保に利用できる Apex 機能を説明する 

・SOQL クエリで使用されるキーワードとクエリ内での使用場所を説明する 

・SOQL クエリおよび SOSL クエリの戻り値のデータ型と、データ型が変数割り当てに与える影響を説明する 

・非同期実行、バッチ Apex のコーディングの要件と利点を分析する 

・DML ステートメントとデータベースイベントの種類について説明する 

ユーザインターフェース 

・与えられたシナリオに従って、適切な Visualforce コントローラを使用する 

・与えられた要件と Lightning Web Component と Apex コントローラクラスのコードスニペットに従って、Apex クラスに必要な修正点を特定する 

・Visualforce を使用してアクションおよびページの部分更新を実行する方法を説明する 

・ユーザインターフェースにエラーを表示する場合のメッセージ出力方法とベストプラクティスを説明する 

・与えられた複数の要件に従って、適切なソリューション (Lightning / Visualforce) を選択し、利点を説明する 

・与えられた 要件と Lightning Component バンドルリソースのコードスニペットに従って、Lightning Component に必要な変更点を特定する 

・与えられたシナリオに従って、デバイスの大きさに応じたレスポンシブな表示を行うための Lightning Component のマークアップ要素について説明する 

・与えられたシナリオに従って、Lightning Component でコンポーネントイベントよりもアプリケーションイベントを使用する場面を説明する 

・与えられたシナリオに従って、宣言的な設定を使用してモーダルダイアログを表示する Lightning Component の構成方法を説明する 

・Visualforce と Lightning Component の両方において、静的リソースを使用する目的と利点を説明する 

 パフォーマンス 

・ユーザインターフェースの一般的なパフォーマンスの問題を特定し、その軽減方法・ツールを説明する 

・与えられたシナリオに従い、適切なロジックとクエリの構成を選択し、アプリケーションパフォーマンスを最大化し、LDV (Large Data Volume) をハンドリングする 

・与えられたシナリオを分析し、非同期コールアウトで実現可能なパフォーマンス改善策を決定する 

・コードの再利用が可能なシナリオと、再利用方法を選択する 

・サンプルコードの非効率な部分を特定し、解決方法を示す 

インテグレーション 

・与えられた要件に従い、インバウンドコミュニケーションに対するプログラミング手法とプラットフォーム機能を適用する 

・与えられたシナリオに従い、アウトバウンドコミュニケーションに対するプログラミング手法とプラットフォーム機能を適用する 

・与えられた要件に従い、適切なインテグレーション手法を選択する 

・外部 ID をデータインテグレーションに使用する手法とその利点を説明する  

テスト 

・Apex クラスとトリガの単体テストの手法を適用する 

・Visualforce コントローラとコントローラ拡張のテスト手法やツールを適用する 

・与えられたシナリオに従って、期待した結果の得られない Apex テストに対して、問題を分離・特定するための手法やツールを使用する 

デバッグツールとリリースツール 

・与えられたシナリオに従って、期待したパフォーマンスの出ていないApex クラスやトリガに対して、問題を分離・特定するための手法やツールを使用する 

・与えられたシナリオに従って、適切なリリースプロセス、サポートツール、メカニズムを適用する 

・与えられたサンプル JavaScript コードに対して、問題を特定し、ベストプラクティスを適用する 

難易度

Salesforce 認定上級 Platform デベロッパー資格は上位資格です。

こちらを受験するには、Salesforce 認定 Platform デベロッパー資格に合格している必要があります。

合格後も基本資格に対するTrailheadの更新モジュールを完了することにより、その上位資格も含めて資格維持されます。モジュール提供終了までに完了されなかった場合は上位資格も含めて資格失効となります。

上位資格の場合は基本資格よりも実務経験が長いことが条件に掲げられている場合があり、実機に触れた経験や試験内容に記載の専門用語や製品等の知識が必要となるため、資格取得難易度は高めです。

Salesforce 認定上級 Platform デベロッパープログラムは、複雑なビジネスロジックとインターフェースを開発するための Lightning プラットフォームとデータモデリングの高度なプログラミング機能のスキルと知識があることを証明したい方を対象としています。

受験者は、保守および再利 用が可能なプログラミング的ソリューションを設計、開発、テスト、リリースし、設計パターンお よびオブジェクト指向プログラミングのベストプラクティスに従うことが求められます。  

2017/6/28より、Salesforce 認定上級 Platform デベロッパープログラムは、

(1) 選択式試験、

(2) 4つの Trailhead Superbadge

という 2つのステップで構成されています。

Trailhead Superbadge は以前のプログラミング課題に相当し、Apex プログラミングやデータインテグレーションなど、 上級 Platform デベロッパーに必要とされる知識を、実際の業務要件に適用できることを示します。 

認定上級 Platform デベロッパーの新しい取得の流れを以下に示します。 

上記の4 つの Superbadge(Apex Specialist, Data Integration Specialist, Aura Component Specialist, Advanced Apex Specialist)は Trailhead から利用可能です。Trailhead アカウントで ログイン、もしくは新たな Trailhead アカウントをサインアップして、Superbadgeの取得を開始できます。 

Salesforce 認定上級 Platform デベロッパープログラムは、Lightning プラットフォームのカスタ ムアプリケーション開発経験があり、後述の試験範囲に示すスキルおよび概念を実践的に応用したことがある方を対象としています。

Salesforce 認定上級 Platform デベロッパーは通常、開発者として 2 年から 4 年、Lightning プ ラットフォームの 1 年以上の開発経験が必要です。

Salesforce 認定上級 Platform デベロッパーの受験者に必要な経験、スキル、知識は次のとおりです。 

  • Salesforce データモデリング、インターフェース設計、コード開発、テストの基本指針 とベストプラクティスを理解し、これらの指針を実際の開発環境に適用できる
  • Lightning プラットフォームの宣言的およびプログラミング的機能の知識を適用すること により、プラットフォームを拡張/カスタマイズする特定のビジネス課題/プロセス要件を 満たす適切なソリューションを定義できる
  • データセットの大きさに合わせて処理する Apex コードを開発でき、プラットフォーム の動作、制限、パフォーマンスに関する考慮事項をよく理解している
  • カスタムユーザインターフェースを構築し、Lightning コンポーネントフレームワーク、 高度な Visualforce、中程度の JavaScript を使用して、Salesforce データを操作できる 
  • Visualforce ページを調整することができ、コントローラ設計のパフォーマンスに与える 影響を理解している
  • 一般的な Web および Salesforce 固有のセキュリティ上の懸念事項を理解し、ベストプ ラクティスを適用する
  • 宣言的およびプログラミング的手法を使用して、複雑な共有モデルを設計して実装できる
  • アプリケーションコンポーネントについて十分な品質 (コードカバー率、アプリケーショ ンの動作、拡張性、環境の独立性など) を保証するテスト計画を設計して実装できる § カスタムアプリケーションをリリースできる。
  • Salesforce 開発ライフサイクルを幅広く 理解している。
  • すべてのリリースツールを理解し、各ツールを適用するケースを把握し ている
  • Apex SOAP および REST Web サービス、SOAP および REST を使用したApex からの呼び出し方法を理解して使用できる
  • 一括処理、スケジュール、@future などの非同期プログラミングを理解して使用できる  
  • さまざまなプログラムコンテキストにおけるエラーおよび例外処理の適切な手法を理解 して適用できる
  • トリガの開発、デザインパターン、その他ロジックの開発と再利用に関するベストプラクティスを実装できる
  • Lightning ページとクイックアクションに Lightning コンポーネントを表示する方法を 知っている